こんにちは、設備紹介第６段はマツダの「ドップラーシミュレーター」をご紹介します。
マツダ車の「ブラインド・スポットモニター（以下ＢＳＭ）」のエーミングを行う為の装置です。 ななめ後方から接近する車両をドアミラーの中のランプ等でドライバーに知らせるあれです。 リアまわりやクォーターパネルを修理した時などにＢＳＭのエーミングが必要となりますが、トヨタ車のＢＳＭの場合は前方のミリ波レーダーと同様に「リフレクター（反射装置）」を規定の位置に置いて、レーダーユニットが反射してくるレーダー波で調整をします。
しかし、マツダのＢＳＭのエーミングでは、ドップラーシミュレーターを写真のように規定位置にセッティングし、ドップラーシミュレーターから車に発信してエーミングを行います。 この装置をディーラー系以外で持っているところは少なく、ディーラーさんも数拠点で持ち回りで使っていると聞いています。
※ 設置位置等の詳細は整備書をご確認ください。 ＃エーミング