MIYATA TECHNICAL CENTER 整備工場様の課題にフォーカスする

2022.04.19エーミング/札幌  ミリ波レーダー/ホンダ

ホンダ・シャトルハイブリッド(GP7)、フロントまわり修理に伴うミリ波レーダーエーミング作業実施です。 今回は、スキャンツール「ツールプラネット(TPM-R)」を使用したエーミング作業で、エーミングが完了するまでのスキャンツールの画面の流れをご説明します。

※G-SCANのトヨタ編等は、順次配信します。

作業サポートから「カメラ/レーダ統合制御システム」を選択します。「ENTER 今回は、レーダーなので「レーダエイミング」を選択

※ホンダはエーミングではなくエイミングと言います。 交換・脱着時は必ずエイミングを!! 

ENTER この車はレーダーの上下エイミングを手動で行ってから、左右は自動エイミングを行うタイプです。

同じホンダ車でも、やり方に種類がありますので作業前は必ず整備マニュアルを良く読んでください。 レーダーにデジタル角度計を置き、測定します。

調整前は「1.1°」前傾しています。 アジャスターをプラスドライバーで回して調整します。

「0°」に調整完了——「ENTER 「注意」にあるように、ターゲットをまだ置いてはいけません!

「ENTER」を押すとエイミングエリアに障害物等が無いかを検査します。「ENTER 検査中です。

この時、検知エリアにターゲットや物があると、「障害物があります」と表示されます。 この画面になって、初めてターゲットを設置します。

※ターゲットの設置位置や高さ等は予め準備しておきましょう。

ENTER ★ エイミング中 ★ ・「完了」と出ていますが、まだ終わりではありません!!

ENTER IG・OFFの指示が出ますので、OFF。 余談ですが・・・IG・OFFするとすぐにONの指示が出ますが、ハイブリット車は「OFF」のあとメーター内のディスプレイに出るホンダマーク「H」が消えてから「ON」するのが本当は望ましいです。動画参照「ECOスコア⇒HYBRID⇒Hマーク」約15秒です。

IG・ON

これでエイミング作業が完了です。 私達はこの後、「診断」画面に戻り自己診断を行います。 「異常なし」で、完成です。