日産車は、ユニット交換をすると「コンフィグ」(いわゆるコーデング)作業が必要です。
交換前のユニットの情報を読み込み、その後新しいユニットを取付け情報の書込み作業を行います。 持ち込み前にアラウンドビューモニター(AVM)のズレは確認頂いていますので、コンフィグ後にAVMを完了させると作業完了の予定でした。。。が!
メーター内のインフォメーションが消えない! スキャンツールを繋げてみると「リアカメラエーミング未完了」が消えていない!
ファイネスを調べると、AVMのリアカメラのエーミングとリアカメラのエーミングは別だと判明!!
幸い白黒の正方形を組み合わせたターゲットだったため、急遽ターゲットを作成。 反射の少ない黒色の紙を買っておいたので「200mmX200mm」の黒色の正方形を6個とそれらを貼れる白色台紙を作成しながら、設置位置の測定を行いエーミングを実施。
無事にエーミングは完了。
※ターゲットとしての精度には不安があるものの、前方センシングでは無いこと(安全装置では無いという意味で)や作業後の画像確認等を行い作業完了としました。 ソナーの作動確認の依頼も受けていましたので、ソナーの対象位置に反射物を置き確認作業を実施。(今回は反射物として写真のターゲットを使用) 日産純正診断機(CONSULTⅢ)を使用しましたので、ソナーの対象物までの距離が表示されます。
ソナーからターゲットまでの距離を測定し画面との相違を確認(4ヶ所)して作業完了です。
通常の場合、日産車のソナーは交換後も特にエーミングなどは必要なく「作動確認」だけで大丈夫です。 さほど時間がかからないつもりでしたので「お待ち作業」で受けておりましたが、追加作業(初めての作業)が必要となり予定よりお時間をいただく事となりました。
「待ち作業+初めての作業」に右往左往しながらでしたので、全然写真が取れておらず文字ばかりのグログとなってしまいました。。。