トヨタ・アルファード(AYH30W・2022/5)、フロントまわり及び左側面(前側)修理に伴う各部エーミング。
前編としてミリ波レーダーとフロントガラスのカメラエーミングを発信します。
この車両には、「モデリスタ」のリップスポイラーが装着されているため、エンブレムからの下げ振り位置より前の突起部分を差し引いたポイントを基準に各エーミングの設置位置を決めます。
フロントガラス中央の「レコグニションカメラ」です。
レーンキープや車線逸脱防止、衝突軽減ブレーキ等の役割があります。
カメラターゲットは「180」サイズを、中央⇒左⇒右 の順に読み込ませる「順次認識」で行います。
ミリ波レーダーは、ACC(クルーズコントロール)や衝突軽減ブレーキ等の役割があります。
エンブレム裏にあるレーダーの中心高さとリフレクターの中心(頂点)の高さを合わせて設置します。
経年劣化やタイヤサイズの変更による車高の変化や、リフトアップ・ローダウン等のサスペンション交換に伴う車高変化の場合にも、レーダー高さを基準に設置することで性能は保たれます。
後編に続く。